こんにちは、まみこです。
実際に琵琶の演奏を聴いたかたってあまりいらっしゃらないと思います。
これは湯島天神で偶然聴いたかたが撮影されたものみたいです。
演奏者は薩摩琵琶鶴田流の桜井亜木子さん。
曲は「白虎隊」ですね。
桜井さんは、私がまだ琵琶をやっていた頃、若手有望株として注目されていました。
随分堂々としてきたことを嬉しく思います。
琵琶には大きく分けて、薩摩琵琶と筑前琵琶があります。
あと楽琵琶や盲僧琵琶や平曲などがありますが、あまり詳しくはわかりません。
私がやっていたのも薩摩琵琶です。
薩摩琵琶は昔、武士の嗜みとして行われていたものが、時代と共に少しずつ変化してきました。
どちらかというと男性的ですが、それに対して女性にもできるように考案されたのが筑前琵琶です。
筑前琵琶のほうが楽器も桐材で軽く、撥も小ぶりです。
薩摩琵琶には正派、錦心流、錦琵琶、鶴田流とあります。
私は錦心流です。
錦と鶴田流はより弾きやすいように改良されたものです。
本来は四弦三駒ですが、それを五弦四駒にしました。
音が出しやすくなった分、微妙な余韻が減ったような気がします。
チャラチャラと弾いているのは崩れといって、一見難しそうですが覚えてしまえばそうでもありません。
却って静かで長い弾法のほうが覚えにくく難しいです。
桜井さんの左手親指をよく見てみると分かると思いますが鶴田流では三味線で使うような指サック(名前は知りません)を付けている人が多いです。
駒の数が多い分手を上下させる頻度が多いからです。
錦心流では駒が少ないので、同じ場所で指を締めたり緩めたりして音を出します。
これは指の感覚で覚えるしかありません。


左が従来の四弦三駒の薩摩琵琶、右が錦琵琶と鶴田流の使う五弦四駒の琵琶です。
四駒のほうが華やかです。
どちらが好きかは個人の好みですね。
錦心流の画像がなかったので比べようがありませんが。